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小林よしのり
2014.2.14 01:05日々の出来事

「明日、ママ」と施設の質


起きたらまた雪だ。
ニュース見てたら雄々しく雪を踏みながら出勤する労働者が
大勢いてえらいなと思う。
わしは尿管結石の治療のため病院の予約してたのだが、
結石する。いや、欠席する。寒いもん。

昨夜、録画していた「明日、ママがいない」を見たが、
もう子役たちが可愛くて可愛くて、わしがあと十歳若かったら、
施設にもらいに行ったかもしれない。

アフリカの子供の教育のために20年間くらい寄付し続けたのは、
いずれ成長して立派になったアフリカ人が、国連常任理事に
日本を推薦してくれるかもと夢想していたのだが、最近では
金儲けのために大金を投資する中国に取りこまれる国が多い
ようなので、もう止める。

どうせ寄付するなら、親に捨てられた日本の子供の方が
気の毒だとわかった。
世界的にも日本の貧困率はどんどん高くなってるようだし、
共同体が崩壊してるから、子供の養育を放り出す親が
増えたのだろう。
貧困でも、共同体が健在のアフリカの方が、
子どもは幸福かもしれない。

ただし子供を虐待する施設もあると今回知った。
今週の『小林よしのりライジング』では、施設出身者からの
投稿を紹介してるが、誰もが衝撃を受けたようだ。
「悪い施設」も現にあるようなので、
「良い施設」を探しておかねばならない。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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